一般社団法人 日本花き生産協会

生産協会概要

1.はじめに

本協会は、昭和38年10月3日に農林省から花き生産者の技術の向上及び経営の安定に寄与する団体として認可された公益法人であり、母体は昭和27年に関東・東海を中心とした花の生産者で発足した「日本暖地花き園芸協会」から発展した団体です。

さらに、平成25年度には法人改革の中で、平成25年4月1日から一般社団法人日本花き生産協会として変更認可されたものです。

認可されてから50年の歳月を積み重ねて今日をむかえております。発足当時は、国内の農業から見れば、まだ花の占める割合及び関心は低く、つまり食糧生産が中心課題でありましたが、昭和40年代の高度経済成長に伴い国民生活も年々向上し、「生活する」ことから「生活を楽しむ」時代になって来ました。特に、1990年に開催された『国際花と緑の博覧会』以降、国民の花に対する関心度は急速に高まって、”豊かで潤いのある生活””ゆとりのある生活”や環境を支える作物として、また、一方では地域の活性化を図る戦略作物として急速に発展してきました。

本協会は、都道府県の生産者団体を1会員とした全国団体であり、各都道府県における生産部門別部会に準じ7部会(輪ぎく、スプレーマム、ばら、カーネーション、鉢物、球根・切花、洋らん)を設け、部会活動との連携を密にして、生産者相互の研修の場を設けるなど、技術の向上と経営の安定のための研鑽に努めています。

花き生産額が平成10年に約7,000億円となったのに対し、近年は減少傾向が著しく平成23年度には4,000億円を切る状況になるなど、花き生産には厳しい毎日が続いていますが、また、作れば売れる時代から消費者ニーズに基づいた花の生産が求められる時代背景、さらには、輸入花きの増加の中で、国内産花きの売る努力(マーケティング)による消費の増大が生産の安定に繋がるという理念に基づいて、消費拡大対策等についても積極的な活動を展開しています。

2.協会の事業内容

(1)協会の目的

本協会は花きに関する生産技術の向上、並びに経営及び流通の改善により、花き産業の近代的企業たらしめて農業経営の安定に資すると共に、我が国花き産業の発展を図り、合わせて国民情操の向上に寄与することを目的としています。

(2)事業の取り組みとして
ア.花きの生産技術、経営、流通の改善に関する事業
イ.日持ち性向上対策等、花きの消費増大に関する事業
ウ.花きの生産、経営及び流通の改善並びに消費に関する調査研究
エ.国及び都道府県又は生産出荷団体等が実施する花きの品評会、競技会、その他行事に関する事業
オ.花きの生産振興に係る情報の会員に対する連絡、指導に関する事業
カ.その他、本会の目的を達成するに必要な事業

(3)全体的な花き関連事業は、関係団体(全国花き振興協議会の構成団体)と協調体制を図って推進しています。

(4)国及び都道府県又は生産及び出荷団体等が実施する花きの共進会、品評会、協議会、その他の行事に対する協力。
農林水産省及び財団法人日本花普及センターが行う、花の国づくり運動、花育活動、花きの輸出に関する調査等に協力参加し、会員及び花き団体、地方公共団体が行う品評会、並びに各種行事等を後援しています。

(5)花きの消費増大に関する関係諸団体との協力
国産花きイノベーション推進事業を活用し、当協会が事業実施主体・(一社)JFTDが共同実施主体となり「花き日持ち性向上対策実証事業」を実施する他、全国花き振興協議会(花きの生産、流通、販売等の6団体で構成)と連携した事業活動、一般財団法人日本花普及センター及び地方公共団体の行う消費増大の行事に参画・協調して、花きの消費増大に努めています。また、部会単位での花材提供等による消費増大にも努めています。

(6)花き業界等情報の伝達に関する事業
会員に係わる情報及び花き業界の生産、流通、消費に係わる情報、生産協会の各部会活動等に関する情報を会員事務局や協会ホームページを通じて伝達するととともに、日本花き生産協会会報「花作り」を発行し、各種情報の伝達に努めています。

URL   https://www.jfga.or.jp
Eメール jimu★jfga.or.jp (★を@に変えて送信ください)

3.事業推進体制

事業体制としては、協会本体事業として、全国の花き生産者による「日本花き生産者大会」の定期的な開催、花き生産者を巡る各種情報の伝達とともに、部会ごとの活動として、大会、研究会、研修会などを毎年持ち回り形式で実施し、現地視察を交えた産地の特色を出しながら実施しています。

花き生産者にとって、これらに参加して技術、経営に関する情報の収集と相互の交流、討議とともに、その他花き生産をめぐる各種情報収集と、その活用が大きなメリットとなっています。